7.16.2010

Atrophaneura alcinous

ある朝。
いつもの通り身支度の遅い息子にイライラしながら慌ただしい時間を過ごしていた私。
ふと、何かの気配を感じそちらへ目を向けると…


「ジャコウアゲハが羽化してる〜!」

近所の文庫のおばさんから頂いた蛹、段ボール紙にセロテープで固定されてあって風情も
何もなく、餌を与えるでもなく、生きいてるのかどうかも半信半疑のまま部屋の片隅に立てかけておいてあったのでした。


見つけた時は既に蛹からは完全に抜け出ていましたが、羽はまだ伸びきっておらず弱々しい感じ。次第にちいさなその体に生気がみなぎってきてぱたぱたと羽を動かし始めた。
時間にしてみたら数分だろうけれど、まるで時が止まったように感じたひとときでした。ちなみに羽化する時にその名の通りジャコウのような香りがすると聞いていたのですが、あまりよく分からなかったのはちょっと残念。


見事に立派な姿に変身したジャコウアゲハを庭に解き放った時、私のイライラも一緒に飛んで行っていた。


ある朝のできごと

2 件のコメント:

  1. 羽化したその日、興奮気味にご報告を受けましたが、その興奮の意味を少ししか理解できておりませんでした。この写真みたら興奮するわぁ〜
    きれいだね〜!

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  2. ちょっと前の朝日新聞に、虫に魅せられて来日した若い女の人の話が載ってたんだけど、昆虫飼育文化では日本がダントツNo.1だそう。言われてみればそうかも。私もこの素敵な場面に立ち会えた時ばかりは日本人で良かったと思いました。次なるお楽しみはアリンコぐらいの大きさから飼い始めた鈴虫達の成長だよ。はやくりーんりーんて鳴かないかな。

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